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首里城

2019/11/07   首里城

2019年 11月 7日

天気:くもり 気温:28℃

10月31日未明に火災が発生し、正殿など周辺建物が消失してしまった首里城。年間200万人以上が訪れる人気観光スポットであり、沖縄のシンボル的存在でもありました。今回の絵日記では、写真を通して、首里城正殿の魅力をご紹介します。

琉球王国の政治、外交、文化の中心地であった首里城。正殿は琉球王国最大の木造建造物で、中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式で建てられました。2000年には、世界文化遺産に登録。鮮やかな朱色に彩られたその姿は、王国の歴史、文化の息吹を伝える雄姿であり、沖縄のシンボルそのものです。

正殿の前には、御庭(うなー)と呼ばれる広場があります。正面に正殿、向かって右(南側)が南殿(なんでん)、左(北側)が北殿(ほくでん)で、これらに囲まれた中庭広場の空間が御庭です。御庭には磚(せん)という敷き瓦が敷かれ、色違いの列は、儀式の際に諸官が位の順に立ち並ぶ目印の役割を担っていました。

正殿には、御差床(うさすか)と呼ばれる国王が座る玉座がありました。左右の柱には龍が描かれ、そのまわりには雲を配色。金や漆をふんだんに使った絢爛豪華さは、見る者を圧倒するほどインパクトがありました。

青空に映える朱色も印象的ですが、漆黒の夜空に浮かび上がる首里城も美しいものです。夜になるとライトアップされる首里城は、遠くからでも見ることができ、昼間とは違った感動を味わえました。

「沖縄の宝」である首里城を失ったことに対して、沖縄県民をはじめ多くの方々が悲しみ、深い喪失感に包まれていますが、現在、全国から多くの義援金が寄せられています。一日も早い復建を切に願います。

しまのや企画スタッフ