サガリバナ
2019年 7月 18日
天気:くもり時々雨 気温:30℃
夜に花を咲かせ、朝になると散ってしまうという儚ない花「サガリバナ」は、沖縄の夏の風物詩のひとつ。梅雨明けする頃から、沖縄各地で咲き始めます。

© OCVB
「サガリバナ」は、葉の付け根から雄しべが下向きに30cmから50cm伸びて十数輪の花を咲かせます。
花色は白から淡いピンク色で、複数の雄しべがふわふわとボール状になり、花火のようにもみえます。夜に咲いた花は、翌朝には雌しべを残して咲いていた姿のまま、ぽとりと落ちます。

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サガリバナが見られる場所としては、西表島が有名です。カヤックに乗ってサガリバナを見に行くツアーが人気を呼んでいます。6月から8月頃の夜には、川沿い一帯がサガリバナの甘い香りに包まれます。
撮影日:2019/7/1
撮影場所:西表島
しまのや 企画スタッフ