ド迫力のジンベイザメ
2018年9月6日
天気:晴れのち曇り 気温:32度
沖縄観光目玉のひとつに、「美ら海水族館」があり多くの観光客を集めています。中でも容量7,500㎥の「黒潮の海」の水槽には全長8mを越えるジンベイザメやナンヨウマンタをはじめ、サメやエイその他多様な回遊魚が泳いでいます。「黒潮の海」は日本近海では最大の海流で、海水温が高いため豊かな生態系を生み出す黒潮のゾーンとなっています。1階と2階を合せた大きさの水槽の全体を見るには後ろに下がって見るしかありません。
ジンベイザメは世界最大の大きさを誇る魚類で、シャチとともに水族館で見られる最大の生き物です。ジンベイザメの繁殖を目指した複数飼育がされています。
下の写真はジンベイザメと世界最大のエイの一種ナンヨウマンタのツーショットです。ジンベイザメの大きさに圧倒されますが、マンタも優雅に泳いでいます。マンタは回遊魚で主にオキアミや小魚を吸い込んで餌を食べるので、口は体の正面にあります。また泳ぐことでエラに海水を通し、泳ぎ続けなければならない運命をもっています。同じような魚にエイがいますが、エイは基本的に海底におり、口は体の下にあり、泳ぎ続ける必要はありません。エイは尾の棘に毒を持つ種類もいますが、マンタは毒の棘はありません。ナンヨウマンタの複数飼育と繁殖に世界で初めて成功したそうです。
この日の水槽には人の姿を見つけました。(ジンベイザメの下の方います)スポンジを持って魚の泳ぎに注意しながら底や壁面の汚れを取り、魚と共存していました。
撮影日:2018/8/18
撮影場所:美ら海水族館
沖縄コールセンター 竹内 大輔