メヒルギの花

   

2018年7月26日

天気:晴れ 気温:32度

沖縄は熱帯地方に属し、花々の生息地域が本土とは違ってきます。マングローブと呼ばれる河口汽水域の塩性湿地にある森林には、「ヒルギ」や「サガリバナ」が群生しています。石垣島より更に南の西表(いりおもて)島にはジャングルのような川やマングローブが有名ですが、その他にも沖縄県全体に潮水と淡水が混じる汽水域は多くあり、規模は小さいながらもマングローブの林が見られます。マングローブには、「ヒルギ」が主に植生されていますが、7月には下の写真のように「メヒルギ」が花を咲かせます。

マングローブは潮間帯に生育する樹木の総称で、生えている木の名称ではありません。例えば、山岳地に生えている植物のようなもので、総称して高山植物と呼ばれるようなものです沖縄本島では、規模から言って東村や金武(きん)町の億首川にはたくさんの観光客が押し寄せています。なかでも東村の慶佐次(げさし)川の流域は大きく、公園として整備されているので、安心して「ヒルギ」林を見ることができますよ。種子は木の上にあるうちに根を伸ばし始め、土と塩水の過酷な環境でも発芽できるように細長い棒状に種を育てて行きます。木から落下した種はそのまま地面で育っていったり、プカプカ浮かんでたどり着いた先で芽を出すことがあります。このように「ヒルギ」の種は工夫されているようです。このような種を胎生種子と言います。

「メヒルギ」は白い花をつけますが、同じヒルギの仲間で「オヒルギ」は真っ赤なガク筒の中に花弁が入っています。「メヒルギ」は白い可憐な花を咲かせますので、迷うことなく探すことができます。

慶佐次川の「ヒルギ」林には「オヒルギ」「メヒルギ」「ヤエヤマヒルギ」の3種類が育っています。虫やハチなどが飛び交う風景は夏の暑さを和らげてくれる癒しをくれました。白い花の可憐さの中に強く生きるエネルギーを感じさせてくれました。

 

撮影日:2018/7/9

撮影場所:東村

沖縄コールセンター 竹内 大輔

 - 絵日記