スイジガイ

      2017/11/02

2017年11月2日

天気:曇り時々晴れ 気温:28度

沖縄の民家で時々見かけるのが、貝をぶら下げている光景です。巻貝の一種で6本の突起をもった特長的な形をした貝殻です。

サンゴ礁に住むスイショウガイ科クモガイ属に分類される巻貝の一種で、和名はこの形が漢字の「水」に似ていることからスイジガイ(水字貝)と呼ばれています。幼い頃のスイジガイは突起がなく、成貝になると長く尖った角状の突起が出てきます。殻は硬く丈夫で装飾品や貝細工の原料に利用されたり、食用にもなります。

水が連想されることから、かまどの近くに火難除けとして使われたり、難を避ける魔除けのひとつとして豚舎などに吊るされ、疾病除けなどに使われたり石垣の上に置かれ魔物から守る習慣もありました。飾り方にもルールがあり、貝殻の口を外にして上の写真のように吊るします。その部分から魔を吸い込んでくれるようです。

シーサー以前の庶民の魔除けはクモガイ、シャコガイ、スイジガイの貝類と言われていますが、口を空けて魔物を吸い込むところなんかはシーサーと一緒ですね。また名護市や宮古島市のシンボルとしても採用されているんですよ。

撮影日:2017/10/26

撮影場所:沖縄県中部

沖縄コールセンター 竹内 大輔

 

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