やちむんの里、北窯

   

2017年9月28日

天気:曇りのち晴れ 気温 30度

那覇市にあった壺屋焼きの登り窯は環境問題もあって、読谷(よみたん)村座喜味に引越し、新たな窯を開きました。昭和55年に築窯した読谷山焼共同窯は赤瓦が青空に映え「やちむんの里」を象徴する景色で多くの観光客がシャッターを押しています。

現在「やちむんの里」には4つの窯(読谷山焼共同窯、金城一門窯、読谷山焼北窯、横田屋窯)があり、生活に密着したものや芸術品など多くの種類のやちむん(焼き物)を作っています。

上は読谷山焼共同窯、下は読谷山焼北窯です

どちらも登り窯が造られていますが山の斜面を利用し焼成室と言われたり、房といわれる小さな部屋を複数設置し、下の方から炎を上に焚き上げ焼いて行きます。

普段の焼成室は作品を入れるように仕切られています。ここに作品を入れ年に数度の焚き上げが始ります。この北窯は県内で最大といわれる登り窯で、13の焼成室を築いています。火を入れる前は準備に余念がありません。工房で作った作品を焼成室に入れるため、運んでいます。

焼成室は独自に温度の調整が出来るように小さな窓が開いているので、火を追加したり、風を入れたりと工房独自の方法で焼かれています。三日三晩寝ずに炎を絶やすことができません。作品は最初から最後まで手作業で陶工の汗がたっぷりと染み付き、愛情がこもった作品が出来上がってきます。焚き上げが終わっても数日は窯の温度が下がるのを待ちます。その日は陶工の緊張が高まる日です。あいにく窯を開ける日の作業は見に行けませんでしたが、機会あればぜひ見たいと思っています。

撮影日:2017/9/4

撮影場所:沖縄県読谷村

沖縄コールセンター 竹内 大輔

 

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